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公認心理師試験で出題された言語聴覚士に関する問題

公認心理師の問題で言語聴覚士に関連すると思われた問題が出題されたので紹介したい。  現時点(2021年9月26日)では解答は公表されていないため、問題のみ紹介する。 1、失読と失書について、最も適切なものを1つ選べ。 (1)純粋失書では、写字が保たれる。 (2)失読失書の主な責任病巣は、海馬である。 (3)純粋失読の主な責任病巣は、帯状回である。 (4)失読失書では、なぞり読みが意味の理解に有効である。 (5)純粋失読では、自分が書いた文字を読むことができる。 2、味覚の基本味に含まれないものを1つ選べ。 (1)塩味 (2)辛味 (3)酸味 (4)苦味 (5)うま味 →解答は公表されていませんが(2)と思われます。 3、P.WallとR.Melzackのゲートコントロール理論が、元来、対象としていた感覚として、最も適切なものを1つ選べ。 (1)温覚 (2)嗅覚 (3)痛覚 (4)触圧覚 (5)自己受容感覚 →解答は公表されていませんが(3)と思われます。 感想として、公認心理師と言語聴覚士の業務範囲は違う部分もあるが一部共通する部分もあると思われる。言語聴覚士の国家試験範囲には「臨床心理学」、「生涯発達心理学」、「学習・認知心理学(心理測定法を含む。」があるため、今後公認心理師を目指す方は言語聴覚士の過去問も少し触れてみるとよいのではと思われた。