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Therapeutic options for acute cough due to upper respiratory infections in children(小児の上気道感染症による急性咳嗽に対する治療選択肢)

Ian M Paul,  Lung . 2012 190(1):41-4. Abstract Cough due to upper respiratory tract infections (URIs) is one of the most frequent complaints encountered by pediatric health-care providers, and one of the most disruptive symptoms for children and families. Despite the frequency of URIs, there is limited evidence to support the few therapeutic agents currently available in the United States (US) to treat acute cough due to URI. Published, well-designed, contemporary research supporting the efficacy of narcotics (codeine, hydrocodone) and US Food and Drug Administration (FDA)-approved over-the-counter (OTC) oral antitussives and expectorants (dextromethorphan, diphenhydramine, chlophedianol, and guaifenesin) is absent for URI-associated pediatric cough. Alternatively, honey and topically applied vapor rubs may be effective antitussives. 上気道感染症(URI)による咳に対して、はちみつとヴェポラッブは、効果的な鎮咳薬となり得る可能性があるとのことであった。

転職報告

 2025年4月1日付でこれまで勤務していた職場を退職し、他機関に転職しました。 そのため、今後記載する内容に変化が生じる可能性があります。 今後ともよろしくお願いします。

OHATを用いたロ腔ケアにおける効果的な医科歯科連携

治療 に「 OHATを用いたロ腔ケアにおける効果的な医科歯科連携 」(松尾浩一郎,荒井昌海104(3): 287-291, 2022.)が掲載されている。 要旨は「口腔ケアは, 重要な感染対策の1つとして認識されるようになった. 日常の医療・介護現場において, 主体的に口腔ケアを行うのは看護・介護職種である一方, 歯科専門職種が口腔衛生管理を行うことで, ケアの質が高まることは間違いない. そこで, 看護師が行う日常的な口腔ケアと歯科衛生士が行う専門的な口腔ケアとの役割分担を明確にし, 職種間の連携を強くすることで, 口腔ケアの質と効率を高めることが可能となる.」と述べている。 全身の健康管理において、口腔内の清潔の維持は不可欠な要素である。口腔ケアは主に歯科やリハビリテーションの専門家により実施されるが、患者の意識レベルに応じてケアの方法は変化する。このバリエーションを管理し、標準化するために、口腔アセスメントツール「OHAT」が有効である。OHATは、医療従事者間での口腔ケアに関する共通認識の形成を促進する。私も口腔ケア専門職として、OHATを活用し、他職種と連携しつつ、患者の口腔管理を実施することを目指していきたい。

言語聴覚士試験に参考になると考えられる、耳鼻科専門医試験摂食嚥下関連問題

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 耳鼻咽喉科専門医試験で上記の問題があった。 図をみると喉頭蓋谷に食塊が残留している。 考えられる内容として、喉頭の惹起が弱いことが考えられ、喉頭蓋の反転困難を呈している。そのため食塊を咽頭に送り込めない可能性がある。 では、どうするかと考えると食事形態の工夫、水分との交互嚥下が考えられる。訓練法は頷き嚥下やシャキア法が考えられる。摂食・嚥下に携わる言語聴覚士の国家試験としても考えさせられる内容と思われた。

論文が掲載されました。

 総合歯科学会誌15巻に「COVID-19パンデミック宣言前後のGoogle Trendsを使用した 「歯痛」,「歯科医師」の検索動向 」が掲載されました。 皆様の研究の参考になれば幸いです。

accept paper 4

  口腔がん手術後にニューモシスチス肺炎を呈した症例報告が採用されました。 「Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology 」に投稿していた「Pneumocystis pneumonia following surgery for left-sided tongue cancer: a case study」という論文がアクセプトされました。 The paper I had submitted was accepted.

I noticed when I read "A Leaning Heart." 「寄りそう心」を読んで

Ryojun Shionuma wrote the book "A Leaning Heart". The book describes the importance of always improving oneself. I myself am trying to improve myself, but it is not enough just to study. Time in life is limited. I want to improve my ability to choose what I need. 塩沼亮潤さんは「傾く心」という本を書きました。 この本には、常に自分を磨くことの大切さが書かれています。 私自身も自分を高めようと努力していますが、勉強だけしていればいいというわけではありません。 人生の時間は限られている。自分に必要なものを選択する力をつけたいです。

I finished the doctor's course in Dental Science at Tohoku Univ.

I finished the doctor program at Tohoku University Graduate School of Dentistry. I would like to express my deepest gratitude to all those who have supported me. I look forward to working with you in the future.

第4回公認心理師試験に合格しました。(I passed the Certified Psychologist exam.)

 第4回公認心理師試験に合格しました。 これまでの仕事が生かされてよかったです。 歯科医師として勤務しながらもメンタルヘルスについても学習していければと思います。

公認心理師試験で出題された言語聴覚士に関する問題

公認心理師の問題で言語聴覚士に関連すると思われた問題が出題されたので紹介したい。  現時点(2021年9月26日)では解答は公表されていないため、問題のみ紹介する。 1、失読と失書について、最も適切なものを1つ選べ。 (1)純粋失書では、写字が保たれる。 (2)失読失書の主な責任病巣は、海馬である。 (3)純粋失読の主な責任病巣は、帯状回である。 (4)失読失書では、なぞり読みが意味の理解に有効である。 (5)純粋失読では、自分が書いた文字を読むことができる。 2、味覚の基本味に含まれないものを1つ選べ。 (1)塩味 (2)辛味 (3)酸味 (4)苦味 (5)うま味 →解答は公表されていませんが(2)と思われます。 3、P.WallとR.Melzackのゲートコントロール理論が、元来、対象としていた感覚として、最も適切なものを1つ選べ。 (1)温覚 (2)嗅覚 (3)痛覚 (4)触圧覚 (5)自己受容感覚 →解答は公表されていませんが(3)と思われます。 感想として、公認心理師と言語聴覚士の業務範囲は違う部分もあるが一部共通する部分もあると思われる。言語聴覚士の国家試験範囲には「臨床心理学」、「生涯発達心理学」、「学習・認知心理学(心理測定法を含む。」があるため、今後公認心理師を目指す方は言語聴覚士の過去問も少し触れてみるとよいのではと思われた。

Living is surely a challenge for tomorrow.

 It's a phrase I think of when I'm stuck in my work or writing a paper. 頑張っていきましょう。

accept paper 3

 右側顔面内側に多数の静脈石が確認された症例報告が採用されました。 「Case Reports in Dentistry  」(CiteScore 1.100)に投稿していた「A case of multiple phleboliths on the medial side of the right mandible 」という論文がアクセプトされました。 The paper I had submitted was accepted.

accept paper 2

口腔内にサイトメガロウイルスが確認された症例報告が採用されました。 「Case Reports in Dentistry  」(CiteScore 1.100)に投稿していた「 A Case of Cytomegalovirus-Induced Oral Ulcer in an Older Adult Patient with Nephrotic Syndrome due to Membranous Nephropathy 」という論文がアクセプトされました。 The paper I had submitted was accepted.

accept paper

久しぶりの投稿になります。 「 Nutrición Hospitalaria」(IF 0.88)に投稿していた「 Assessment of the risk of malnutrition due to aspiration pneumonia and oral feeding difficulty 」という論文がアクセプトされました。 It's been a long time since I've posted. I had submitted a paper to Nutrición Hospitalaria (IF 0.88) called "Assessment of the risk of malnutrition due to aspiration pneumonia and oral feeding difficulty. Accepted.

口腔機能管理加算について

平成30年度歯科の診療報酬改定で口腔機能管理加算(100点:1000円)が新設された。 内容は 対象:65歳以上の口腔機能の低下を認める患者 条件:①口腔衛生状態不良    ②口腔乾燥    ③ 咬合力低下    ④舌口唇運動機能低下    ⑤ 低舌圧    ⑥ 咀嚼機能低下    ⑦嚥下機能低下(EAT-10、聖隷式嚥下質問紙) のうち3項目以上に該当し③、⑤、⑦のいずれかを含むとある。 ちなみに3項目にはそれぞれ検査が必要である。 ・咬合圧検査では デンタルプレスケールII、バイトフォース アナライザ ・舌圧測定では JMS舌圧測定器 ・咀嚼機能検査では グルコセンサーGS-II 上記の条件を満たした上で、 ・口腔機能の評価及び一連の口腔機能の管理計画を策定 ・患者等に対し当該管理計画に係る情報を文書提供 とある。  開業歯科医では機材にかかる費用、時間的制約や処置内容からすぐに実施するのは難しいかもしれないが、摂食嚥下障害に取り組む歯科医師の増加につながるのではないかと思われた。

舌圧検査応用のポイント

日本補綴歯科学会誌 に「 舌圧 検査応用のポイント 」( 森田晃司, 津賀一弘 9(3): 181-185, 2017.) が 掲載されている。 要旨は「二次介護予防事業の一つとして口腔機能向上サービスがあり, 高齢者でも簡単にできる口腔周囲筋を使うレクリエーションなどが行われている. しかしながら, そのサービスの利用は低迷している. 日本老年歯科医学会が提案する口腔機能低下の診断基準の中で, 舌圧の低下は, 摂食・嚥下機能の低下および食事形態の劣化と関連すること, また舌接触補助床の装着や口腔機能向上プログラムの実施により改善されることが紹介されている. 本稿では 舌圧検査のこれまでのエビデンスを検討し, 応用上のポイントを示すとともに, 健康寿命の延伸に貢献できる可能性がある 口腔機能向上プログラムへの応用と普及について提案する. 」と述べている。 本文中に、「舌圧訓練などによる検査・診断とエビデンスに基づいた口腔機能のリハビリテーションが、今まで困難とされてきた重度の摂食嚥下障害の予防にも有効である可能性を示す証拠である。」 私の最近の関心ごとは舌圧測定である。理由として①数値化しやすいこと、②歯科医師が関わる分野として舌(主に前舌2/3)があり、関連性が高いことがある。 今後、舌圧測定器(バルーンタイプ)や舌圧測定シート(小野ら)と高齢者との関連や疾患別について文献検索を進めていきたいと思う。

摂食嚥下リハビリテーションにおける嚥下時舌圧測定の有用性

Japanese Journal of Rehabilitation Medicine に「 摂食嚥下リハビリテーションにおける嚥下時舌圧測定の有用性 」(小野高裕, 堀一浩, 藤原茂弘, 皆木祥伴, 村上和裕 54(9):  666 -671 2017)が掲載されている。 要旨は「 極薄型の舌圧センサシートを口腔内に貼付することにより, 自然な嚥下時の舌圧を多点で測定することができる. 舌圧の持続時間, 最大値, 順序性, 左右バランスなどのパラメータの変化は, 脳卒中, 神経筋疾患, 口腔中咽頭がんなど各疾患特有の舌のmotor controlの異常と関連 しており, 不顕性の嚥下機能低下を捉えるうえで有用である. また, 嚥下時舌圧データは, 嚥下手技の舌に対する効果検証や, 患者個々の舌機能に応じた食品性状の設定に応用することによって, 摂食嚥下リハビリテーションにおけるさまざまなアプローチの合理化や効率化に貢献する可能性をもつと考えられる. 」と述べられている。 舌圧センサーシートはバルーン式に比し、測定部位が5つになるため、部位ごとに舌圧の推移が分かり大変有用である。 私が関心を持ったのは自分が所属している領域の 口腔中咽頭がん ・舌圧の部分的・全体的な欠失 ・波形の乱れ(多峰性,非同期性) ・時系列上の接触パターンを喪失 ・ピーク値の低下 ・持続時間の延長 骨格性下顎前突  ・ピーク値の低下 ・持続時間の延長 であり、機会があれば、舌圧センサーシートを使用し自分で測定していきたい。

病気を持った患者の歯科治療

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今年の4月から大学院歯学研究科口腔外科に大学院生として所属している。 大学病院へは全身疾患を持った方が来院されることがあるため、病態と歯科処置の関連性を知ることが重要となる。 長崎県保険医協会から出版されている「病気を持った患者の歯科治療」を一読したが、 小さいながらも取り上げられている疾患の数も多く、カラーながら3500円とリーズナブルである。 これを機に全身疾患と歯科治療時の留意点について理解を深めていきたい。

パスに役立つ嚥下障害・誤嚥性肺炎・口腔ケアの基礎知識

日本クリニカルパス学会誌 に「 パスに役立つ嚥下障害・誤嚥性肺炎・口腔ケアの基礎知識 」(高畠英昭 18(3): 249-253, 2016.) 要旨は「嚥下障害は高齢化が進む我が国において大きな問題である. 嚥下障害が重度になれば胃瘻による栄養管理が行われるが, 胃瘻の原疾患の過半数は脳卒中であり, 約1/3は認知症である. 脳卒中・認知症共に高齢者に高頻度に起こる疾患であり, 人生の最終章に最期まで口から美味しく食べられるケアのニーズは高い. 誤嚥性肺炎は嚥下障害の代表的な合併症である. 重度の嚥下障害のために胃瘻造設された人たちの半数は約2年で死亡し, 死因の約60%が肺炎であるという事実が示すように胃瘻では誤嚥性肺炎を予防することはできない. 一方, 積極的な経口摂取訓練により肺炎発症が減少することは臨床試験でも確認されている. また, 口腔ケアによる肺炎予防効果が注目を集めているが, 口腔ケアの目的は必ずしも肺炎予防だけではない. 最期まで口から美味しく食べられるケアのためのパス作成に役立つ , 嚥下障害・誤嚥性肺炎・口腔ケアの基礎知識について述べる.」と述べている。 本文で紹介されている「マクロアスピレーション」、「マイクロアスピレーション」については、 「食事時の誤嚥」、「食事以外(主に就寝時)の誤嚥」の意味で使用されている。 本文では、マクロアスピレーションによる、誤嚥性肺炎の発生率は1.0%程度とされている。 このことから、マクロアスピレーションより、マイクロアスピレーション対策が重要であり、口腔ケアは就寝前に徹底して行うことが肝要といえる。 もし可能であれば、夕食後の時間から言語聴覚士や歯科衛生士が介入し対象者に口腔ケアを行うことで、日中に口腔ケアを行うよりも誤嚥性肺炎をより抑制できる可能性があると思われた。

誤嚥と誤嚥性肺炎について考える

日本外科感染症学会雑誌 に「 誤嚥と誤嚥性肺炎について考える 」(大下慎一郎, 志馬伸朗  13(3): 185-191, 2016.)が掲載されている。 要旨は「本邦における肺炎の死亡者数は年々増加しており, 現在, 悪性新生物, 心疾患に続き, 死亡原因の第3位を占める. 肺炎のうち, 咽喉頭部や胃内の物質を下気道へ吸入することによって発症する肺炎を, 誤嚥性肺炎とよぶ. 誤嚥性肺炎には, 大きく分けて, (1)口腔・咽頭内容物の誤嚥による誤嚥性肺炎, (2)胃食道逆流物の誤嚥による化学性肺炎の2種類がある. 誤嚥性肺炎は発見が遅れることが多く, また再発・再燃を繰り返すことも多いため, 耐性化・難治化を惹起しやすい. 従来の認識と異なり, 誤嚥性肺炎の起炎菌 は嫌気性菌のみではなく, グラム陰性桿菌が大部分を占める ようになっている. 誤嚥性肺炎では治療のみならず予防も重要であるため, アンギオテンシン変換酵素阻害剤による誤嚥予防を含め, 頭位挙上・口腔ケア・適切な鎮静・制酸薬・深部静脈血栓予防・栄養状態改善・リハビリなど, 包括的な全身管理が重要である.」と述べている。 本文では、高齢者における誤嚥性肺炎リスクに関するシステマティックレビューでは, ①高齢 ②男性 ③慢性肺疾患 ④嚥下障害 ⑤糖尿病 ⑥認知症 ⑦口腔内の不衛生 ⑧栄養不良 ⑨パーキンソン病 ⑩抗精神病薬・プロトンポンプ阻害剤の使用 ⑪ACE阻害剤の未使用 等があると誤嚥性肺炎にかかりやすいとある。この中で摂食嚥下リハビリテーションによる介入ができるのは主に④と⑦であると考える。 他はリハビリというより、薬による治療の範囲であるため、治療担当医師との連携が重要になる。 ④は言語聴覚士、⑦は歯科が介入すれば、より効果が期待でき誤嚥性肺炎治療促進につながると思われた。