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第4回公認心理師試験に合格しました。(I passed the Certified Psychologist exam.)

 第4回公認心理師試験に合格しました。 これまでの仕事が生かされてよかったです。 歯科医師として勤務しながらもメンタルヘルスについても学習していければと思います。

公認心理師試験で出題された言語聴覚士に関する問題

公認心理師の問題で言語聴覚士に関連すると思われた問題が出題されたので紹介したい。  現時点(2021年9月26日)では解答は公表されていないため、問題のみ紹介する。 1、失読と失書について、最も適切なものを1つ選べ。 (1)純粋失書では、写字が保たれる。 (2)失読失書の主な責任病巣は、海馬である。 (3)純粋失読の主な責任病巣は、帯状回である。 (4)失読失書では、なぞり読みが意味の理解に有効である。 (5)純粋失読では、自分が書いた文字を読むことができる。 2、味覚の基本味に含まれないものを1つ選べ。 (1)塩味 (2)辛味 (3)酸味 (4)苦味 (5)うま味 →解答は公表されていませんが(2)と思われます。 3、P.WallとR.Melzackのゲートコントロール理論が、元来、対象としていた感覚として、最も適切なものを1つ選べ。 (1)温覚 (2)嗅覚 (3)痛覚 (4)触圧覚 (5)自己受容感覚 →解答は公表されていませんが(3)と思われます。 感想として、公認心理師と言語聴覚士の業務範囲は違う部分もあるが一部共通する部分もあると思われる。言語聴覚士の国家試験範囲には「臨床心理学」、「生涯発達心理学」、「学習・認知心理学(心理測定法を含む。」があるため、今後公認心理師を目指す方は言語聴覚士の過去問も少し触れてみるとよいのではと思われた。

Living is surely a challenge for tomorrow.

 It's a phrase I think of when I'm stuck in my work or writing a paper. 頑張っていきましょう。

accept paper 3

 右側顔面内側に多数の静脈石が確認された症例報告が採用されました。 「Case Reports in Dentistry  」(CiteScore 1.100)に投稿していた「A case of multiple phleboliths on the medial side of the right mandible 」という論文がアクセプトされました。 The paper I had submitted was accepted.

accept paper 2

口腔内にサイトメガロウイルスが確認された症例報告が採用されました。 「Case Reports in Dentistry  」(CiteScore 1.100)に投稿していた「 A Case of Cytomegalovirus-Induced Oral Ulcer in an Older Adult Patient with Nephrotic Syndrome due to Membranous Nephropathy 」という論文がアクセプトされました。 The paper I had submitted was accepted.

accept paper

久しぶりの投稿になります。 「 Nutrición Hospitalaria」(IF 0.88)に投稿していた「 Assessment of the risk of malnutrition due to aspiration pneumonia and oral feeding difficulty 」という論文がアクセプトされました。 It's been a long time since I've posted. I had submitted a paper to Nutrición Hospitalaria (IF 0.88) called "Assessment of the risk of malnutrition due to aspiration pneumonia and oral feeding difficulty. Accepted.

口腔機能管理加算について

平成30年度歯科の診療報酬改定で口腔機能管理加算(100点:1000円)が新設された。 内容は 対象:65歳以上の口腔機能の低下を認める患者 条件:①口腔衛生状態不良    ②口腔乾燥    ③ 咬合力低下    ④舌口唇運動機能低下    ⑤ 低舌圧    ⑥ 咀嚼機能低下    ⑦嚥下機能低下(EAT-10、聖隷式嚥下質問紙) のうち3項目以上に該当し③、⑤、⑦のいずれかを含むとある。 ちなみに3項目にはそれぞれ検査が必要である。 ・咬合圧検査では デンタルプレスケールII、バイトフォース アナライザ ・舌圧測定では JMS舌圧測定器 ・咀嚼機能検査では グルコセンサーGS-II 上記の条件を満たした上で、 ・口腔機能の評価及び一連の口腔機能の管理計画を策定 ・患者等に対し当該管理計画に係る情報を文書提供 とある。  開業歯科医では機材にかかる費用、時間的制約や処置内容からすぐに実施するのは難しいかもしれないが、摂食嚥下障害に取り組む歯科医師の増加につながるのではないかと思われた。