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言語聴覚士試験に参考になると考えられる、耳鼻科専門医試験摂食嚥下関連問題

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 耳鼻咽喉科専門医試験で上記の問題があった。 図をみると喉頭蓋谷に食塊が残留している。 考えられる内容として、喉頭の惹起が弱いことが考えられ、喉頭蓋の反転困難を呈している。そのため食塊を咽頭に送り込めない可能性がある。 では、どうするかと考えると食事形態の工夫、水分との交互嚥下が考えられる。訓練法は頷き嚥下やシャキア法が考えられる。摂食・嚥下に携わる言語聴覚士の国家試験としても考えさせられる内容と思われた。

論文が掲載されました。

 総合歯科学会誌15巻に「COVID-19パンデミック宣言前後のGoogle Trendsを使用した 「歯痛」,「歯科医師」の検索動向 」が掲載されました。 皆様の研究の参考になれば幸いです。

accept paper 4

  口腔がん手術後にニューモシスチス肺炎を呈した症例報告が採用されました。 「Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology 」に投稿していた「Pneumocystis pneumonia following surgery for left-sided tongue cancer: a case study」という論文がアクセプトされました。 The paper I had submitted was accepted.

I noticed when I read "A Leaning Heart." 「寄りそう心」を読んで

Ryojun Shionuma wrote the book "A Leaning Heart". The book describes the importance of always improving oneself. I myself am trying to improve myself, but it is not enough just to study. Time in life is limited. I want to improve my ability to choose what I need. 塩沼亮潤さんは「傾く心」という本を書きました。 この本には、常に自分を磨くことの大切さが書かれています。 私自身も自分を高めようと努力していますが、勉強だけしていればいいというわけではありません。 人生の時間は限られている。自分に必要なものを選択する力をつけたいです。

I finished the doctor's course in Dental Science at Tohoku Univ.

I finished the doctor program at Tohoku University Graduate School of Dentistry. I would like to express my deepest gratitude to all those who have supported me. I look forward to working with you in the future.

第4回公認心理師試験に合格しました。(I passed the Certified Psychologist exam.)

 第4回公認心理師試験に合格しました。 これまでの仕事が生かされてよかったです。 歯科医師として勤務しながらもメンタルヘルスについても学習していければと思います。

公認心理師試験で出題された言語聴覚士に関する問題

公認心理師の問題で言語聴覚士に関連すると思われた問題が出題されたので紹介したい。  現時点(2021年9月26日)では解答は公表されていないため、問題のみ紹介する。 1、失読と失書について、最も適切なものを1つ選べ。 (1)純粋失書では、写字が保たれる。 (2)失読失書の主な責任病巣は、海馬である。 (3)純粋失読の主な責任病巣は、帯状回である。 (4)失読失書では、なぞり読みが意味の理解に有効である。 (5)純粋失読では、自分が書いた文字を読むことができる。 2、味覚の基本味に含まれないものを1つ選べ。 (1)塩味 (2)辛味 (3)酸味 (4)苦味 (5)うま味 →解答は公表されていませんが(2)と思われます。 3、P.WallとR.Melzackのゲートコントロール理論が、元来、対象としていた感覚として、最も適切なものを1つ選べ。 (1)温覚 (2)嗅覚 (3)痛覚 (4)触圧覚 (5)自己受容感覚 →解答は公表されていませんが(3)と思われます。 感想として、公認心理師と言語聴覚士の業務範囲は違う部分もあるが一部共通する部分もあると思われる。言語聴覚士の国家試験範囲には「臨床心理学」、「生涯発達心理学」、「学習・認知心理学(心理測定法を含む。」があるため、今後公認心理師を目指す方は言語聴覚士の過去問も少し触れてみるとよいのではと思われた。