国家試験対策 摂食嚥下障害分野

歯科医師国家試験受験もあと1か月であるが、気分転換に今回、ブログを通して摂食嚥下障害分野を復習しようと考えた。

 第109回歯科医師国家試験の摂食機能療法学分野の試験委員は「菊谷 武」先生である。
 菊谷先生の研究内容の紹介として「高齢者、若年者における口腔内刺激時の自律神経反応ー心拍変動解析による検討ー、口腔ケア、高齢者の摂食嚥下障害」とある。
 菊谷先生といえば、摂食嚥下リハに携わる人には
「口腔リハビリテーション多摩クリニック」http://dent-hosp.ndu.ac.jp/nduhosp/tama-clinic/
が有名だと思う。
 HP内で摂食嚥下リハビリテーションの紹介として
 1評価
  1)外部観察評価
 2)スクリーニング検査
 3)精密検査
 とある。
 ここでスクリーニング検査で咳テストが紹介されているが、咳テストは以前当ブログでも紹介した
 (http://firstsato.blogspot.jp/2011/04/blog-post_16.html)がこれは直接嚥下機能をみるというよりは、不顕性誤嚥のスクリーニングを行っている点に注意する。

 2リハビリテーション
 1)環境調整
 2)栄養指導
 3)顎補綴・プロテーゼ・発音補正装置・嚥下補助装置
 とある。
  ここで栄養のスクリーニングとして第107回でSGA、第108回でMNAが出題された。
 これを考慮すると低栄養への対処として以下の栄養法の特徴を知っておく必要があると思われ 
 た。
 1)PEG
 2)経鼻栄養
   さらにずっと留置しておくのか、間歇的口腔食道経管栄養法による違い。
 3)TPN
 4)PPN
 
 

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