Compassionate strangers(思いやりのある人たち)

東日本大震災についての報道が連日続いている。
Nursing PhilosophyCompassionate strangers」(Keith Cash,2007,8, pp. 71–72)に非日常場面の考えについて掲載されている。
文中では「After a few weeks the war ended, as suddenly as it began, and the refugees returned to what was left of their homes. 」、「The reality is that people in the West do not experience these things in that way」
とあり、今回の東日本大震災の状況と似ていると考えられる。
文中では「compassion is not just a feeling but an intentional state, and this requires structure and resources to alleviate suffering.」と述べ、「思いやりだけではなく、苦しみを軽減させる資源や構造が必要」と述べている。
論文の最後にMuhammad Yunus氏の言葉が掲載されており、「‘it is the system, not your conscience that needs reforming’」と述べており、「改革するのは、システムである」ということである。
私たちも、今回の大震災で自分の特性をいかしできることを考え、行動することを改めて考えさせられた内容と言える。

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